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梅雨のカビ対策 キッチンのお掃除ポイント

家庭内で最もカビが発生しやすいのはやはり水回りです。中でも流し台のあるキッチンはまさにカビにとっては宝庫のような場所。また、水回りだけでなく食品庫や冷蔵庫など食品を保存するキッチンは、カビの発生にとって好条件が数多く揃っているのです。またキッチンはカビと同時に食中毒の発生も気になる所。そのためにも梅雨の時期、キッチンは特に清潔に保てるように心がけましょう。

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キッチンで特に注意したいカビのチェックポイント

水周りや周辺の壁…

蛇口周辺、生ごみ入れ、排水口…。流し台などの水回りとその周辺の壁などは、キッチンで最もカビ発生の注意が必要なスポット。水分や水蒸気、残飯などが原因となりカビが発生してしまいます。

 

冷蔵庫…

野菜室やボトルホルダー、卵ケースなど、冷蔵庫内は意外にもカビの繁殖が見られる場所。低温でも生命力の強い種類のカビが食べ残しや保存したままの食品などで発生して繁殖。舞い散ったそのカビの胞子が他の食品にも影響して劣化させます。 また冷蔵庫のゴムパッキン部分も手垢などの汚れからカビが発生する事も。

 

食品庫…

常温で保管している食品類にも、梅雨の季節はカビに要注意。根菜類(玉ねぎ、ジャガイモ)や、乾物類(めん類、粉類)など、高温多湿の条件が揃いカビが発生。

 

スポット別 キッチンのお掃除ポイント

冷蔵庫

冷蔵庫内やゴムパッキン部は、消毒用アルコール(エタノール)などをスプレーしてキッチンタオルやキッチンペーパーなどで拭きとります。代わりにお酢を使っても良いでしょう。冷蔵庫の中に食品を詰め込みすぎると、中の温度が高くなりカビの繁殖の原因となってしまいます。梅雨入の前には、賞味期限切れの食品や食べ残しなどが残っていないか一度チェックしましょう。また、梅雨の時期は特に冷蔵庫に入れる物に注意をしながら食べ物を保存しましょう。

 

食品庫

梅雨の時期、食品の保存は必要最低限にとどめておきましょう。必要な分だけその都度買い物をして買いだめを避けるようにします。食品を開封したら必ずタッパなど密閉できる容器に移し変えておくと良いでしょう。めん類や粉類など通常は冷蔵する必要のない乾物類などは、梅雨の時期だけ冷蔵庫で保存します。こちらも密閉できる容器やビニール袋に入れて保存します。また、玉ねぎやジャガイモなど根菜類通気性の良い場所に吊るして保管するのがおすすめです。

 

生ごみのニオイを防ぐ

生ごみは水分が多いほど細菌の繁殖を進行させてしまいます。水気を良く切って乾燥させた後、生ごみに軽くお酢をスプレーすると良いでしょう。お酢で生ごみ内の細菌の繁殖を防ぐと共に、それが元で起こるニオイの防止にも効果があります。お酢をスプレー後は速やかにゴミ箱に捨てましょう。この時新聞紙に包むとさらに効果的。ごみの収集日まで数日空いてしまう場合は、それまで冷凍庫で保管するのも得策です。食品を保存する場所に生ごみを一緒に入れる事に抵抗を感じる方もおられるかもしれませんが、レジ袋などに厳重に入れて冷凍すれば細菌が繁殖する事はありません。生ごみ特有のニオイも気にならなくなります。

 

水周り

換気扇を料理中だけでなく食器を洗う時にも使うなど、換気扇を上手に活用しましょう。食器の洗浄中、蒸気を外に出せるので、キッチンに湿気がこもってしまうのを防止できます。流し台を使った後もしばらく換気扇を回しておきましょう。蛇口のまわり、排水口、流し台周辺など、飛び散った水しぶきや調理の後の汚れなどをふき取るのを忘れずに。流し台は定期的に殺菌を行いヌメリを防ぎましょう。
殺菌には

  • アルコール
  • お酢
  • 重曹
などがおすすめです。

 

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