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カビ対策に役立つお掃除必需品(対策グッズ)

カビは一度繁殖してしまってからでは何かと厄介なもの。カビの発生を未然に防ぐ為にも日頃のお掃除が重要です。ここでは、カビ対策に活用したいアイテムをご紹介しています。どのご家庭にもあり、わざわざ買い揃える必要のないアイテムばかり。経済的で省エネにもなるので、カビ掃除の際は是非参考にしてみて下さい。

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お酢

梅雨のカビ対策に大活躍してくれるアイテムの一つが、調味料のお酢です。どのご家庭にもあり、手軽に手に入れる事が出来るので大変おすすめ。天然の素材で出来た食品なので環境に優しく、人の体にも安心安全。それでいて殺菌力も強力です。お酢は酸性ですが、アルカリ性物質を中和したり酸性に戻す作用があります。その効果で水周りの垢や汚れを簡単に落とすことができるのです。また、アンモニアも中和できるのでトイレのお掃除に使うと、カビの細菌の繁殖を防げるだけでなく同時に消臭できて大変便利。市販のカビ取り洗剤などが苦手な方にも最適です。

 

お酢を使ったお掃除のポイント

 

[一般的な使い方]

お酢を乾いた布などに含ませて、汚れが気になる部分をさっとひと拭き。カビが特に気になる場合は、キッチンペーパーなど使い捨て出来るもので拭き取りそのまま捨てましょう。また、日頃から「お酢のスプレー」を1本用意しておくと良いでしょう。お酢を、その分量の大体約2倍の量のお水で薄め、スプレーボトルに入れて常備しておきます。お掃除の際や、汚れやカビが目についた時などにさっとスプレー出来て便利です。

 

[まな板]
梅雨の時期は食中毒対策もしっかり取っておきたいもの。特にキッチンはお酢をフル活用して入念に対策を取りましょう。まな板を使った後は、お酢を含めたふきんなどで拭いたり、まな板にキッチンペーパーをかぶせて、その上からお酢を全体にかけてしばらく置くなどすると良いでしょう。雑菌の繁殖の妨げになるだけでなく、食材のニオイも同時に消す事が出来ます。

 

[洗濯槽]

洗濯槽にためたお水にお酢を入れて、約2~3分間洗濯機を回します。お酢の割合は、お水約30Lに対し約300mlが目安です。運転が終わったらそのまま1~2時間ほど置き、その後に洗濯機を通常通り回し排水をします。汚れやニオイが特にひどい場合は、一晩そのまま置いた後に洗濯機の運転と排水を行いましょう。

 

[洗濯物の室内干し]

洗濯のすすぎの際に、柔軟剤の代わりとしてお酢を大さじ2~3杯ほど入れてみましょう。洗濯物に含まれる雑菌の繁殖を防ぐ事ができるので、梅雨の時期は特に気になる、部屋干しのニオイを抑える事ができます。お酢のニオイは、衣類が乾くと消えるので衣類には残りません。また、衣類が柔らかくなるため柔軟剤の役割も果たします。

 

クエン酸入りハッカ

梅雨の時期、特にカビが発生しがちになる水周りには、クエン酸入りハッカスプレーがおすすめ。スプレーボトルに入れたクエン酸入りハッカを、カビが繁殖している場所にスプレーしてみましょう。カビの発生を抑えるだけでなく消臭効果も期待できます。梅雨シーズンだけでなく、年間通して湿気がちになりやすい浴室は特に注意が必要です。入浴後、特にカビが発生しやすい場所を冷水シャワーで軽く流し、その後クエン酸入りハッカをしゅっとひと吹きしておきます。他にも、キッチンのシンクトイレなどにもスプレーしておくと良いでしょう。

 

新聞紙

どこのご家庭にでもある新聞紙は、湿気を取るのに大活躍してくれるアイテム。様々な場所で活用できますので是非試してみましょう。

 

収納スペース

新聞を押入れやクローゼットなどの収納スペースに置くと、洋服や布団の湿気を防ぐ事ができます。大きく広げた新聞紙を床に敷くか、数本を筒丈に丸めて置いてみると良いでしょう。触って湿気ていたら、新しい新聞と取り替えます。

 

浴室や玄関などのマット

新聞紙
梅雨の時期、新聞紙は大活躍!

浴室や玄関などで使うマットは何かと湿気がちになりやすい所です。新聞紙を数枚マットのに置いておくと良いでしょう。マットの裏や床にカビが発生するのを防ぐ事ができます。

 

玄関

雨の日の外出でが濡れてしまった場合も新聞紙は活用できます。新聞紙はざらざらした材質が、他の紙と比べても特に湿気を吸収しやすいのです。丸めた新聞紙を靴の中に詰め、その後靴全体を新聞紙で包みます。包んだ靴は風通しの良い場所で乾燥させましょう。また、靴箱の棚にも新聞紙を敷いてその上に靴を置く様にします。

 

備長炭や竹炭など、消臭剤として使用される事の多い。実は除湿にも大いに活躍してくれます。トイレなどに置くと消臭と除湿を同時にこなしてくれて一石二鳥ですね。

 

洗剤

洗濯に使う洗剤も、実は除湿効果がある事で知られています。洗剤のパッケージに少し穴を開けて、湿気がちになりやすい場所においておきましょう。もちろんその後は洗剤として洗濯にも使用できます。水分を含んでいるため固まっている部分が出てきますが、通常の洗剤と変わらず使う事ができるので経済的です。

 

乾燥剤

お菓子などに入っている乾燥剤も除湿剤として使用できます。お菓子を食べたら捨てずに再利用してみましょう。元々食品についているものなので、食品を保存している容器の中に入れるなどして使うのがおすすめです。

 

消毒用アルコール(エタノール)

消毒用アルコール(エタノール)等の消毒液は除菌効果があります。スプレーボトルなどに入れた消毒用アルコール(エタノール)をスプレーして、乾いた布などで拭き取りましょう。カビが既に発生した後でも、カビが繁殖しそうな場所の予防としてでも使用出来ます。カビ発生後の拭き取り掃除の場合は、拭き取った後に仕上げとしてもう一度スプレーしておくと良いでしょう。カビを拭き取った後の布は、カビの胞子が飛び散らないようにしっかりと布で包み込んでビニール袋などに入れて捨てるようにします。

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